私が自宅にお稽古場を持つまで、ずっと稽古場をお借りしていた「夕やけこやけふれあい館」。
四月末から、そちらで子供さん向けの日本舞踊教室を担当させて頂くことになりました❤️
先週末はその会館で「春祭り」があり、少しだけ踊らせて頂きました✨
見に来て来れた子供さんたちは、日本舞踊のことを全く知らないので、踊りの合間、日本舞踊について少しお話もさせて頂きました。
お扇子見立てクイズとか。
だがしかし。
『玉兎』という踊りのほんの一部を踊った後、話そうとしたら若干喋りづらくて∑(゚Д゚)
平静を装いながらも実は焦ったのでありました。
(ほーんの、ほーんの一部だったのに…)
昨年、小学での舞踊ワークショップの時、ご一緒させて頂いた先輩の舞踊家さんに
「言葉遣いは優しいけど、まり草さんってけっこう厳しい事おっしゃいますね」
と言われ
「なんたるちーあ!さんたるちーあ!」(死語)
と驚愕したのでありました。
(しかし、その方もなかなかのドS様だと私は内心思っている!)
自分の経験が全て正しいとは思いませんが…
宝塚の時も、師匠のところに入門してからも、色々なことを厳しく教えて頂く機会に私は恵まれていると思います。
子供さんだろうが何だろうが、
「ここは何が何でも頑張らなきゃいけない」
って思って歯を食いしばって耐えることって、本当に大事だと思うんです。
私は有難いことに、そういう風に追い込んで頂く事が多かったな…と。(現在進行形)
教えさせて頂くようになり、今度は自分が人の「本気モード突入スイッチ」を押さねばならない立場になりました。
間違っていることは間違っている。
今は、やらねばならぬ時なんだ。
私が尊敬する沢山の先生方のように、ビシッと指導していけるようになりたいです。
「人に何かを言うからには、言った内容に対して、そしてその人自身に対して、自分が責任を持たなくてははなりません。」
師範になるにあたり、人を育てるプロフェッショナルである眞理子師匠にこんなことを言われました。
とにかく、ダメダメな私でも踊りだけには噛り付いています❤️
「夕やけこやけふれあい館」に、みなさま是非遊びにいらして下さい❤️
まり草