5月27日(土)は、花柳眞理子先生主宰、日本舞踊への理解を深める会である『おどり出前講座』の開催日でした💕
ゲスト講師として、日本大学芸術学部教授である丸茂祐佳先生をお迎え致しました。
今回は清元『玉屋』をテーマに取り上げ、丸茂先生に学術的にご解説頂き、眞理子先生が実演をなさるという豪華版✨✨
『玉屋』とは、江戸時代にシャボン玉を売って歩いた物売りさんのことです。
江戸当時の町には、たくさんの「物売り」がいました。
飲料水を売る水売り、芸を売る門付芸人(清元『女太夫』)、紙人形屋さん(清元『子守』という曲中に登場します)、餅屋さん(常磐津『粟餅』)、魚売り屋さん(長唄『官女』)…。
玉屋さんだけでなく様々な物売りの様子を弟子たちで実演し、ご紹介しました。
もちろん、基本のお稽古についてのお話もございまして、花柳流の初歩曲である長唄『菊づくし』も弟子たちで実演させて頂きました。
「眞理子先生の踊りを間近で見ることができて感激しました」
「丸茂先生が作成された特別資料を見ながらの講義は、とても興味深く学生時代に戻った気分になりました」
…などなど。
お客様からもご好評頂きました💕
この後も回を重ねて講演されることと思います。
皆様も、次回は是非足をお運び下さい😍✨
(左からいらして下さいました吾妻君彌さん、花柳眞理子先生、まり草)(丸茂先生と、眞理子先生、門弟一同)
まり草