今日から、講師をしております『読売カルチャー大宮校』でのお稽古が始まりました。
大宮校では、日本舞踊はもちろんですが、『宝塚の曲に合わせて踊ろう』という、ストレッチと軽いダンスのレッスンもさせて頂いております。
(第1、3金曜日の10時30分〜)
そのあと、お着物に着替えて日本舞踊のお稽古をさせて頂いております。
ここら辺の変わり身の早さは、宝塚音楽学校仕込みだなぁとしみじみ思います。
あちらの学校では、バレエの後に日舞の授業、その後に声楽の授業があったりしまして、突っ込みどころ満載な無茶振りな時間割となっております。
そういった時間割ですと、頭の中はもちろんですが、拵えの方もレオタード→着物→制服、といった具合に完全に切り替えて授業に臨みます。
よくやっていたなというのが率直な感想ですが、その気になれば人間はなんでも出来るということを身を以て学ばせて頂きました。感謝。
現在、その経験が活かされ(?)このような無茶苦茶なお稽古スタイルをさせて頂いております。
そして。
今日はアップしますこちらは15歳くらいの時のバレエの発表会の時のものです。
(アリエルの『パートオブユアワールド』に合わせて踊らせて頂きました。ひー!)
思えば、先日アップした『島の千歳』の写真とちょうど同じ頃のものでした。
電気とガソリンのハイブリッドエンジン車みたいな事をこの時からやっているんだな…としみじみ思い、アップしてみました。
バレエと日本舞踊…全くジャンルの違う踊りではありますが、大事な事や極意は、実は同じではないかと思うのです。
それはどんなジャンルにおいても、共通している法則かと思います。
何が言いたいかといいますと、例えば山の頂上を目指して歩いているとします。
その登り方やルートは様々ありますよね。谷沿いを歩くもよし、川で涼みながらゆるゆると登るもよし。
でも、どんな回り道に思えても、結局は一つの頂上に向かって、全ての事象は収斂していく訳です。
だから、目指すところが見えていれば、全ての経験には無駄ということはなく、一つの真髄へつながっていくのかな…と。
今月末に明治大学の学生さんに向けてお話をさせて頂くのですが、どんな経験も無駄にはならないので、とにかくやりたい事があったら悔いの残らないように真剣に挑戦してみて下さい、というようなお話が出来ればと思っております。
そんな偉そうなことを言ってはおりますが、ヒヨッコまり草は絶賛ぐるぐるぐるぐる歩き回っております。
そして、もっともっとぐるぐるぐるぐるして、色々な経験をして、私の信じる美しい頂上へ向かって精進し続けたいです。
まり草
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