先日、最高に素敵な《秘密のお祀り》に参加させて頂きました。
こんなことを申し上げるのは本当に野暮なのですが、感染対策は勿論バッチリな状況で。
そんなお祀りで振付をし、新作舞踊を踊らせて頂きました。
題は、『蓮仙花』(すいせんか)。
歌舞伎脚本家・プロデューサーとしてご活躍の戸部和久先生が企画、構成をして下さいました✨
音楽は、私がずっと憧れていた方❣️
鼓童ご出身の和楽器奏者、吉井盛悟先生の生演奏✨
お茶事あとに、しかも一休宗純和尚の掛け物の前で踊らせていただけるということで、一休和尚にゆかりの、とある女性のお役をさせて頂きました。
なんと畏れ多くもありがたい状況で踊らせて頂けるのでしょうか😭✨
一休和尚の掛け物は、
《諸悪莫作、衆善奉行》
諸々の悪をなすことなく、もろもろの善を行う。
本当に畏れ多すぎて死ぬかと思いました。
前日の夜は緊張して吐きそうでした。
当日は階段から登場する演出。
演奏が始まり、階段を上がりましたら、目の前には「完璧な空間」が出来上がっておりました。
蝋燭の明かりの中浮かび上がる、一休和尚の掛け軸。
赤い毛氈。
宇田川宗匠の活けられた緑。
吉井先生の胡弓の音色。
耳を傾けるお客様の息遣い。
それらが目に飛び込んできた瞬間
『あぁ、、なんて美しいんだろう』
と思いました。
ゾクゾク致しました。
あとのことはよく覚えておりません…笑
戸部先生からは
「貴女ではない何者かがそこに存在していました」
とのお言葉を頂き、大変ありがたく恐縮でございます。
そして身に染みて
「古典舞踊のお稽古をきちんとしよう」
と改めて思った次第でございます🙇♀️❣️
本当にありがとうございました‼️
まり草