心がざわつく時や、頭で分かっていても心や身体が思うように機能しない時、皆さんはどうしてますか?私はジャンル問わず美しいものを見るか、サメ画像を見るか、三毛別羆事件に関する話を読むか、シリアルキラーについてネットで調べるか、レクター博士について思いを巡らしてやり過ごします。え、この人病んでるのかな?と思ったそこのあなた‼️鋭い‼️
自分がダークサイド寄りになっている時は、さらに追い討ちをかけるようにダークサイドに走ります。
大人気ないと分かっていても、なんせ自分の欲求に正直なので、ごくたまに頭おかしくなります。
でも頭おかしい自分を、もう一人の自分が上から見ていて、あいつバカやなーと言えるようになりました。
獣害や殺人について調べるのには、きっと訳があるんです。これは自己分析済み。
まず、人間も、自然や運命といった大きな力の前では無力である。このことを再認識するためです。
例えば、人間を食らってしまった獣たちにとって、我らはただの肉塊。
その人にどんな家族がいようと仕事があろうとおかまいなし。
そういう生死を常に意識するような、弱肉強食の世界の中に、想像で自分を置いてみるわけです。
そうすると、あら不思議、まり草落ち着くわー。
シリアルキラーやレクター博士について調べるのも同じ動機のようですな。
あと、美しいものね。
松井冬子さんの絵が大好きで、よく見ますが、最近のブームは伊藤若冲さん。
東京都美術館がえらいことになってましたね、短期間の展示会に人が殺到して。
この方の、草花や生き物の狂気的なまでの細かい描写は、本当に引き込まれます。
そしてただただ装飾的な美を描くだけでなく、枯れた草花を描くなど、命のあるがままの姿を描くのです。
むせかえるほどにたちこめる、花々の臭気。
枯れた葉は茶色く、グロテスクとも言えますが、こうした負の要素が、画面に更なる迫力と、言いしれぬ妖気を醸し出しているような気がします。
とにかく、壮絶なの。
暗黒も美しいんや✨
まり草