今年も外国人の方向けの日本舞踊ワークショップ【Tokyo Tradition】にて、講師をさせていただいております。
東京都から「日本舞踊協会 城東ブロック」に委託される形で始まったこの事業。
早いもので今年で３年目（あれ？4年目？）です。
とにかくオリンピックの年まで続くそうです。
自分は、いったい何人の外国人のお客様と関わったのかなぁと振り返ると、少し感慨深い気持ちになったりします。
それに、この事業の講師をさせて頂くようになって1年目の自分と、今の自分と、一体どんな風に変わったかなぁと思ったりします。
実感としては、少しは成長しているかなぁ・・・
なんて自画自賛しておりますが笑。
（まだまだこれからも頑張りますが、自分で自分を褒めて伸びるタイプなのです笑。）
外国の方の素直な反応が嬉しくて、気がつくと夢中になってレクチャーをしている自分がおります。
自分にとっては当たり前の出来事でも、初めての方、特に海外の方にとっては新鮮な驚きに満ちているのだと思うと、「あぁ、少しは他人様の役に立てているのかなぁ」
と嬉しくなるわけです。
自分にとって、踊ることは「祈り」であり、人生における大事なお守りみたいなものなんです。
誰にも侵されたくないし、穢されたくないという思いが強い。
（神社における聖域的な。それだけ大事ってことです。）
ちょっと怖い人だと思われそうなのですが、
「私の前世は、巫女のお姫さんだったんだ！白蛇さんが守っていくれているんだ！」
と信じ込んで踊っています笑。
それって他の方にとってはとても意味不明なモチベーションですし、言ってしまえばすごくセルフィッシュな気持ちだと思うんです。
でも、その自己中な衝動に正直に、コツコツ稽古を続けておりましたら、ようやく少しは他人様の役に立てるようになりました。
すごく有難いなって思うんです。
ということで、これからもワークショップ頑張りますね。
まり草
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